蚕はどうなったの?
こんにちは!ちょっと間が空いてしまい、失礼いたしました。
今日は春から夏にかけて、園児が一生懸命 お世話していた蚕のその後をお伝えしたいと思います。
今日は春から夏にかけて、園児が一生懸命 お世話していた蚕のその後をお伝えしたいと思います。
あの大きくそだった おかいこさん達はみんなそれぞれ5cm弱の繭になりました。きれいでしょう?虫が糸をはくところを想像してみると分かりますが、繭は一本の糸からできています。
中が見えない程に厚くなり、ちょっと押してもすぐには凹まないくらい固くなります。
↑そして1週間ほどで、中の芋虫はさなぎになるのです。
ここで大人の出番!カッターで端っこを切って中のさなぎを取り出します。
そしてきれいな繭だけを加工していくのです。
繭はかたまっているので、お湯で煮て柔らかくします。
そして色々な植物で色分けして、きれいな綿をつくります。
写真は大人の手ですが、綿から糸をつむぐ作業は園児たちもチャレンジします。
そして糸ができたらいよいよ…
ちくちくちく…
先生たちは毎日、何人かずつ危なくないように針作業をさせてくれます。
今まで持ったことのない針を使って、真剣に ひと針ずつ縫います。
それぞれの年齢で、できる精いっぱいのプレゼントをつくります。
そしてそれは9月の敬老の日、だいすきなおじいちゃん おばあちゃんのお家へ届くのです。
もう冬になったけれど、あったかい気持ちは今もプレゼントの中に光っています♪
そうそう!取り出した蚕のサナギですが!!
放っておくと 中から蛾が出てくるのですよ~そして交尾して卵を産んで死んでゆくのです。
蛾になっても飛ばないので、観察しやすく
こどもたちは命の不思議を感じることができるのです。
また来年の観察をお楽しみに~っ